うどん屋店長の日報

飲食業専門ブログ/時々雑記(^^)

飲食業の人が入るべき保険とは?

飲食業だからといって一般人と比べて特別に入らないといけない保険というのはありません。

しかし私の経験ではほとんどの飲食業で働く人は保険について詳しくありません。

 

この原因の一つは教えてくれる人が周りにいないこと。二つ目に存在すら知らないからです。

その結果訳の分からない保険に騙されて加入している人がとてもたくさんいます。

 

かく言う私もその1人でした。私はそれを反省し保険について勉強していく内にファイナンシャルプランナー(FP)という資格に出会い初級ですが3級を取得しました。本一冊丸覚えして過去問を何度か解いたら受かるのでオススメします。

FPはほかに生活に役立つ知識や、飲食業の店長以上の経営者が身につけておくべき一般常識がフルに入っています。私は勉強していくにつれ目からウロコ状態でした。

 

FPはライフプラン、保険、金融、相続、不動産、税金の6項目についてざっと勉強する感じです。

触りだけでも知っているといざというときは詳しく調べたら頭にすぐ入ってきます。

 

飲食店で働く人は大半の人が長時間店内に拘束されますので新しい知識が入りにくい状態になります。だから自分からどんどん知識をインプットしていかないと時代から取り残されてしまいます。そして50歳越えた頃に大病になりはじめて保険についての重要さに気がつくのです。でも大病した後に保険に入ることは何年かの間できませんので全て実費になります。

お金をたくさん貯金してあれば問題ないですがギリギリな生活をしていると一気に生活難になってしまいます。

 

話を戻しますと飲食店で働く人が入るべき保険は基本3つです。安い掛け捨てタイプで総額5000円位/月におさまる事を目標にします。家族のいる人は死亡保険に入ることになります。

 

都道県民共済1000〜3000円/月

②就業不能保険1000〜2000円/月

③火災共済 5000円/年額(400円程度/月)

④死亡保険(家族のある人のみ)2000円/月

⑤カー保険14000円/年額

 

都道府県共済の共済とは民間保険に比べて安くて保障が手厚いです。いちばん安い1000円のタイプでも問題ないので入っておくことをオススメします。死亡と入院保障がセットになっています。私は特約として三大疾病にも1200円支払っています。がん、脳梗塞心筋梗塞のリスクは飲食店で働く人にはつきものです。60歳までに必ずどれかになると予測しておきましょう。

ただし共済は65歳になると手厚い保障がどんどん薄くなり終身保険ではありません。という事は65歳までにお金を十分に貯めておく事が必須になります。共済で安く済ませた分余剰資金は貯蓄や投資に回す事をオススメします。そちらの方が効率的にお金が貯まります。

 

②就業不能保険は私はSBI保険のものに加入しています。安くて2000円以下で入れます。

国の強制保険である国民健康保険に加入している私たちがもし障害者になった場合、障害年金がおります。月額7〜15万と言われます。

もし働けなくなった場合それだけでは足りないので私は就業不能保険に加入しており月5万支給されるプランに入っています。障害年金と併せて12〜20万支給されれば生活水準は保たれる計算です。飲食業は肉体労働でもありますのでもしもの時のために加入しておきます。

 

③火災共済は都道県民共済に加入している人なら追加で入れます。自宅が賃貸か持ち家かによりますが安く入れます。決して不動産会社の言いなりになって高い火災保険に入らないようにしましょう。火災保険には通常、個人賠償責任保険が付いてます。いわゆる自転車保険です。こちらも不本意に人を傷つけてしまった場合に備えて入っておきましょう。

 

④死亡保険は家族のいる人は入ります。

1人あたり500〜1000万で計算します。

配偶者のみなら500万、子供がいれば追加で500万プラスで1000万のように考えます。

子供が成人するまでの掛け捨てにしておくと安く済みますし、死亡したら共済からもいくらかでますのでその分はマイナスして計算します。

民間保険ならライフネット生命のようなネット保険がオススメです、ネットで完結するので保険料が安くなります。

決して高額な貯蓄型生命保険に加入しないように気をつけましょう。ドル建ては私に言わせれば詐欺保険です。貯金は別口座にて自分で貯めるべきです。

 

⑤カー保険は車やバイク原付を使う人は加入すべきです。強制加入である自賠責保険を補う形で任意保険に入ります。こちらもコープ共済のカー保険の安いものに入っておきます。対人対物事故が無制限のものです。年額支払いで安く入れます。

 

まとめ

保険とはもしおとずれたときに生活が立ち行かなくなることを防ぐために入ります。

億万長者なら保険に入らなくてもいいと思いますが大半の人は保険に入るべきです。

特に30代〜40代以上になると病気事故にあうリスクが高くなりますし、その場合の損失が大きいです。もしもそうなっても金銭面で困らないように保険に加入しましょう。

ただし保険屋に騙されて高額な保険に入らないようにすること。安い掛け捨てのもの、特に共済はフル活用することをオススメします。

飲食業で働く人にとってのお客様とはだれ?

私は独立開業したことはありません。あくまで会社で社員として働いている経験からお話しします。

結論から言いますと、飲食店で社員として働く人にとってのお客様はオーナーになります。

決してお店に来店されるお客様ではありません。来店されるお客様はお店で飲食して対価としてお金を支払います。そのお金は営業終了後にレジ閉めとして日計精算されて売上となり銀行入金されます。(お店によって入金システムは色々あります)その売上は経理担当者によって管理され月末には業者に支払いをしたり従業員の給与支払いをしたりのお金に代わります。

 

ではその従業員に支払う給与を決めるのは誰でしょうか。はいオーナーである経営者です、つまり社長になります。

私たち働く社員にとっては給与をくれる人がお客様になります。つまり社長です。

ですのでお客様である社長に気に入ってもらうと給与が上がります。よって社長に気に入ってもらうことを率先してやることがサラリーマンである我々社員の最優先事項となります。

 

社長が喜ぶ事とは何でしょうか?それは商売繁盛です。お店の売上利益が上がる事がいちばんです。売上を上げるためにはお店にご来店されるお客さんが満足してお帰り頂いてリピーターとなることです。お客さんが大満足でお帰りになるときっとまた来店されます。別のお連れの方を連れてくるかもしれません。そしてその連れのお客様がまた再度来店されて…と無限ループにはまると、予約の取れないお店、行列のできるお店となります。

では大満足してお帰りになるにはどうしたらいいのか?これが飲食店で働く人のもっとも重大なテーマとなります。

 

まとめ

飲食店で働く人にとってのお客様は社長です。社長個人という言い方もできますが、大きくいうと会社になります。会社の業績を上げる事が自分の給与を上げることに繋がるからです。

もしたくさん業績を上げ続けても給与が変わらないもしくは下げられる事があれば転職を視野に入れた方が良いでしょう。

 

大きな会社では社長との距離がありなかなか会えないという社員も多いと思います。その場合は上司が喜ぶようなことをするのが良いです。お店の業績が上がって上司が出世すると部下であるあなたも自然に出世する流れになります。出世するという事は給与が上がるということです。

もちろんその分責任が多くなり仕事範囲が増えますがそれを乗り越えた先には出世があり給与が上がります。そうやって給与を上げていくのです。

 

昇給の判断をするのは誰でしょうか?はい社長です。ですから社長が最大のお客様なのです。

 

飲食店の業態コンセプトの決め方とは?

飲食店のコンセプトを決めるためにはまず物件を決める事から始めます。ラーメン屋をやりたいから物件を探す!という方法もありますが、ここの場所で商売をしたいな何屋さんにしようかな。と考える方が成功すると私は考えます。

 

飲食店を始めるならいい物件を探す事は必須です。理想はいい立地物件と安い家賃ですが、そんな虫の良い物件はほとんどでてきませんし、出てきたら奇跡かコネでしょう。

 

資本のあるチェーン店は駅前一等地にお店を掲げる事が多い理由は不動産情報が大手に流れる傾向にあります。ですので表に出てくる物件は居残り物件と言えます。

現在は飲食店.comなどの飲食店専門の物件検索会社が多くあり、ネットで検索が容易にできます。

 

私の物件の探し方は、このような専門業者に複数登録しておきます。そうすると新着物件情報が毎日のようにメールで送られてきます。

もちろん検索条件としてあらかじめ登録しておきます。自分が店を出したい場所、駅からの距離、1階か2階でもOKなのか、どんな業態のお店をやりたいのか、重飲食なのか軽飲食なのかなどです。具体的に条件登録することで、限りなく条件に見合った物件のメールが届きます。

 

実際に出店希望日がすぐではなくても、半年後でも1年後であったとしても物件を毎日見ることで家賃相場が分かります。

内見したい場合は業者に連絡して待ち合わせしますが、そこまででもない場合は実際に物件場所に下見に行って近隣のお店の情報やスーパーの場所や100均ショップの場所などを探索します。

これが散歩にもなりますし街の発見を知る事ができ結構楽しいです。

 

そしてもし自分がここでお店をやるんだったら、何屋さんをやるだろうか?と妄想を駆け巡らせます。となりが居酒屋さんの場合は〆のらーめん客ねらいでラーメン屋がいいんじゃないかな?!

それともあえてコンセプトの違う居酒屋にして競争してお客さんを増やす相乗効果をねらってみるかとか。

 

大学や専門学校が多い場所なら学生相手の割安定食をだそうかとか。昼は学生や近隣ビジネスマンターゲットの定食屋にして夜は焼酎、ウイスキーハイボール居酒屋にしようか?などいろいろ考えてみるのがとても楽しい時間です。

 

それと同時に売上をたてられるか?利益をだせるか?についても真剣に考えることです。近隣店の客の入り方と営業時間と定休日などを調べて一日の売上を計算します。

例えば30席のカウンターとテーブルのお店なら満席で7割満席と考えて21人とします。4名テーブルに2名で座る事があるからです。

 

そして客の滞在時間を平均で30分としますと、最大1時間に42人来店できるということになります。これはあくまでピークタイムの回転として考えて、それ以外は1時間に何人来るだろうか?

と考えて計算していきます。

15〜17時のアイドルタイムはノーゲストの可能性もありますし、休憩時間としてお店を閉めることも考えられます。

 

このように考えると客数を予測できます。

あとは客単価を考えます。客単価は昼はこれ位ほしい。夜はこれくらい欲しい。じゃあ何屋さんをやればできるのか?と自問自答していきます。

アルコール推しでいくのか食事屋メインで行くのかによっても客単価は変わっていきます。治安の悪い立地ならアルコールメインにするとトラブルが起きるリスクが高まります。逆にサラリーマンの街だとトラブルが少なく接待狙いの高単価が狙えますが土日祝の客数はほぼ死んでいます。

 

できる限り具体的に想像して紙に書いていきます。それがコンセプト作りの設計図になります。

これはあくまで「取らぬ狸の皮算用」ですので自由な発想でなんども消しゴムで消しては書き直して自由な発想で作り上げます。

企画書として何枚か作るのも良いでしょう。

 

売上計画ができたら、その売上できちんと利益が出せるのか計算します。

家賃、水光熱、人件費、食材費、光回線WIFI、有線音楽、レンタルマット、害虫駆除、持ち帰り容器、ゴミ回収、福利厚生、減価償却、リース

など思いつくまま書き出します。

 

入ってくるお金の計算と出て行くお金の計算しっかりします。最終的に残ったお金が純利益となります。考えていた金額より少ない…となるのかほとんどです。

人を雇えば人件費がかかるし雇わないと売上は上がらないしと悩みます。

食材費に関しても安く売るとお客さんはたくさん入るかもしれませんが利益がでないと意味がありません。かといって高く売るとお客さんは来ないかもしれません。売価設定は慎重に原価率何%で設定するのかで決めています。

お客さんがこれくらいなら喜んで買って頂ける値段を考えて、それが原価率として成立するかを見極めます。

決して適当に決めてはいけません。料理レシピ一つ一つを正確に作って原価を決めます。もちろんその原価に食材ロス費も入れておきます。

 

まとめ

こうやって売上計算と利益計算ができましたらこれがコンセプトの設計図です。

あとは物件に申し込みを入れて、内装業者と工事の日程を打ち合わせしていく段階に進んでいきます。

実際にオープンになるまではまだまだ時間がかかりますし、考えることややることがたくさんあります。一つ一つ納得しながら進めていきます。

 

その中でコンセプト作りは一番大切な仕事です。自分がやりたいお店よりもここの立地では、こんなお店があったら周囲のお客さんとなる住民や働いてる人は嬉しいだろうな助かるだろうなと考えて決めていきます。

では物件探しから楽しんでいきましょうー!。

飲食業のクレーム処理方法は?

飲食業20年の店長が効果的なクレーム対処法をお伝えします。あくまで私のやり方ですから合う合わないはあると思います。参考程度に読んでくださいね。

クレーム内容は様々です。今回は下記5点について説明します。

 

1.提供が遅いときのクレーム

忙しくて提供が遅くなった場合と忘れてて遅くなった場合があります。

どちらとも平謝りですが、忘れていた場合はもっと怒られます。大事な事は言い訳しないこと。お客さんのガスが抜けるまでは平謝り。

その後にサービスでお詫びの1品を提供しましょう。ビールが遅かったらちょっとお高めのソーセージ。メインディッシュが遅ければデザートを豪華に。そもそも提供時間が遅くなる料理の場合はお客さんに説明しながらテーブルに珍味や枝豆などをサービスしておくとクレームにならないです。

クレーム頂いてお互い不快になる前に手を打っておくことです。この際の原価は惜しまず使いましょう。

 

2.こぼした

汁ものをお客さんの衣類に店員がこぼしてしまうことはよくあります。

こぼす規模は大小ありますが基本的にはクリーニング代で勘弁して頂くしかないです。

こぼした時はすぐに平謝り店長からも平謝り。

その後店長からクリーニング代をお支払いしますのでレシートか領収書をお持ち頂いてもよろしいでしょうか。もしくは郵送でも構わないです。お支払いいたします。

とお伝えします。支払い方はお客さんの口座振込でも現金でもなんでもいいと思います。

 

汚れがひどくて弁償して欲しいというクレームの場合はその衣類の値段をお聞きしておきます。そして飲食店が加入する店舗保険会社(火災保険)に連絡して相談します。

大体の場合は全額現金で弁償できます。もし保険に加入していなかった場合は会社に相談して指示を仰ぎます。

自営の場合は腹を決めて支払うしかないと思います。全額支払うのか減価償却含めて半額支払うのかはお客さんとじっくり交渉してはいかがでしょうか。

 

3.異物購入

髪の毛、金タワシ、輪ゴム、虫、この辺りが代表格でしょうか。

まずは言い訳しないで平謝り。すぐに作り直す場合はきちんとお代を頂きましょう。

もう帰る!とお怒りの場合はお代は頂けません。帰って頂けただけでも良しとしましょう。

食事を続けられる場合は合間に気の利いた一品をサービスしてご機嫌を伺います。しょぼいものを出しても仕方ないので、これをサービスしてくれるの?!という一品を提供してご機嫌を伺います。お会計時にもう一度謝ってお見送りします。

 

4.接客が悪い

忙しくてスタッフが少ないなか接客態度がゆき届かなかったり、新人バイト君の教育がゆき届かなかったり、店長が疲れていたりと、お店側の問題で接客が悪いとクレームをいただく事があります。

とりあえず言い訳しないで平謝りします。ぬるいビールを出されて再度提供したのに店員が謝らないなど。返事をしないなど色々あります。

店長からも謝ります。それでもお怒りの場合はあきらめます。上司呼んでこいや社長呼んでこいなどお酒を飲んでる方は自由な発言の場になります。

できない事は無理だと毅然とした態度で対応しましょう。あんまり低姿勢ですと調子に乗ってくる方がいますので、ある程度で一線をひかないとおさまらないです。土下座なんてお断りしましょう。

もちろん食べた分はきちんとお代を頂きましょう。

 

5.暑い、寒い、臭い

店内の物理的なクレームに関してはクレームされても仕方ないです。なぜなら店長にできることとできないことがあるからです。

エアコンが暑い寒いなら温度や向きを上げ下げしたらいいですが、臭いなどは平謝りしかありません。高架下のお店や古いビルはネズミ臭があります。お店として害虫駆除や消毒業者や清掃業者を入れて改善するしかありません。

あとみんなで掃除をするのがいちばん安上がりです。バイトに時給を支払って掃除してもらうのです。

 

まとめ

上記以外にもいろいろなクレームがあります。想定外のクレームにもきちんと対応していくことが大切です。

事前の対策として店舗保険に加入しておくこと。店舗責任で忘れ物を紛失したり、汚したカバンや衣類の弁償、ケガをお客さんがしてしまったりなどは保険でカバーできることがほとんどです。

会社ならば確認しておきましょう。

 

最後に、どんなクレームでも殺される訳でありません。きちんと対応すればお客さんも納得してくれるはずですし、納得して頂けなかったらそれはそれで仕方のないことです。

うちの店とは縁がなかったと思ってあきらめるかしかありません。

クレーム対応が良いと問題なく常連さんになっていただけることはよくあります。

またサイレントクレームと言って、その場では無言で帰られて本当はお怒りなお客様もいます。SNSで書き込むクレームも多くあります。

それらを見たら反省し、スタッフと共有して次はしないように対策しましょう。

 

店長はクレームがあった場合は腹を決めて対応するしかないです。

あまりにひどい場合は警察に電話して来てもらいましょう。第3者にあいだに入ってもらうことで解決が早くなることがあります。

逃げ腰や必要以上の低姿勢はかえってお客様をお怒りにしてしまいます。そうならないようにきちんと交渉することが店長の仕事と言えます。

早くお金を貯める方法は?

てっとり早く貯めるにはたくさん稼いで、たくさん貯金することです。

そして向こう半年分の生活費プラスの現金が貯まったら、あとの残金は投資に回すことだと思います。あと節税対策をきちんとすることです。

これらについてうどん屋の店長が実践していことをお話ししたいと思います。

 

1.たくさん稼ぐためには?

年収を上げるためにはお金が入ってくる蛇口を増やすか、増やさないなら蛇口を太くして多くするしかないです。

つまり給料をもらう会社を複数社にするか、1社に限定してたくさん給料をもらうかです。

どっちが自分に合うか?できるのか?を見定める必要があります。

私の場合は飲食業なので時間が自由になりません。基本的には長時間勤務なので1社に限定して働くしかないのです。よってより専門に特化してインプットアウトプットを繰り返して給料を上げてきたつもりです。

しかし40歳を過ぎてコロナ禍になりなんとなく飲食業の頭打ちを感じはじめて、将来のために現在複数の給与蛇口を増やそうとしています。

飲食業の給与が枯渇しだしても生きていけるようにする準備です。このブログを始めた原因もその準備といえます。

 

2.たくさん貯金するためには?

たくさん稼ぐことは飲食業では売上を上げることです。利益を残す事を貯金する事と言い換えますと、売上にかかるコストをどれだけ少なくするか?です。

これを家計に置き換えると固定費と変動費というコストをどれだけ減らせるかです。

 

固定費は家賃や水光熱ネット費、携帯代や保険料。変動費は食費や娯楽費、医療費などです。

固定費の見直しはもっと安いプランが無いのか探す事。変動費は無駄な支出をカットして倹約することです。

例えば独身なら民間の生命保険やがん保険は解約して共済にすること。格安スマホや電気ガスを楽天ポイント支払いしたりすることで自然にカットされます。

変動費を減らすためには家計簿アプリを利用して支出を見える化することをおすすめします。医療費を減らすためには健康診断や献血による血液検査をして健康管理を定期的にすること。

必要なとき以外は人に会う事をやめて交際費をカットする事もおすすめします。

ただ将来に役に立つ趣味にはお金を使って自己投資してインプットすると将来自分に返ってきて役に立ちます。

 

3.なにに投資するするのか?

いちばんは自己投資です。仕事に役立つ資格取得の勉強をしたりして自分に力をつけ技術をつけてインプットし、それを仕事でアウトプットする事により給与アップにつながります。それがもっとも早い近道と言えます。

 

あとは金融商品に投資をすること、優良な企業株への投資や高配当株への投資。または地道にコツコツ長期に積み立てるインデックスファンド投資などがあります。銀行に預けても現在年利回り0.001%です。これを証券口座を開いて投資を始めると3〜6%の利回りで増え出します。もちろん上げ下げはありますが15年という長期投資するならインデックス投資がおすすめです。ドルコスト平均法による複利の力で雪だるま式に資産が増えていきます。もちろん暴落リスクはありますが長期運用ですとそれが回避できるのです。

 

4.節税対策とは?

まずサラリーマンなら年末調整をきちんとすること。払い過ぎた保険料や控除申請をすることでお金が帰ってきますし残金の支払いが少なくなります。

節税という意味ではiDeCoはやらない手はないです。節税しながら将来必要な年金を自分で積み立てることができます。

積み立てNISAも利益分の税金がかからないルールですので節税になります。

あとはふるさと納税も利用した金額が年額所得から引かれて税金が計算されるので節税になりますし、寄付する事で地方から特産品がもらえるのでお得しかありません。

節税とは本来払わないといけない税金を合法的に払わなくていいということです。

これって逆に考えれば売上ですよね。その分お金がたまるんですから。

 

まとめ

早くにお金を貯めるためにはたくさん稼いで、たくさん貯金する事です。

筆者は若いうちからこれらを理解していた訳では決してありません。実際10年前の31歳の時には貯金はゼロになってしまいかなりキツい生活となりました。現在は40代の貯金の中央値よりは上位の資産があります。これはずっと自己投資を続けていたらと言えます。

 

また最近は日本でもようやく投資についての意識が強くなりましたが、それでも投資をしているのは国民の20%ほどだそうです。まずはiDeCoや積み立てNISAから始めてはいかがでしょうか。

少額からはじめてやりながら理解を深めていったらいいと思います。

 

 

コスパの良いバイクはなにか?

結論から言いますと原付2種125cc一択です。

もちろん高速道路は乗れませんがそれ以外の道路ならだいたいは通れます。免許としては中免と呼ばれる普通自動二輪免許が必要となります。単車で250〜400ccまで乗れる免許です。

 

私は20代前半まで250ccバイクに乗っていました。友人と遊んだり社会人になってからは通勤に使ったりしていました。飲食業はお店が終わるのが遅いので終電がなくなることがよくありますのでいつの間にかバイクで通勤するようになりました。

電車で1時間かかるところがバイクだと30分で到着します。ただ雨が途中で降ったりすると最悪です。視界も悪くなるしもちろんびしょ濡れです。これはバイクなら仕方のないことです。

また帰宅時に荷物が多くなると最悪です。基本的にはリュックかショルダーバッグですが、途中でスーパーに買物をしても鞄に入れるしかありません。シート内に荷物を入れる空間が無いのです。

 

これが原付の場合シート下の収納スペースいわゆるメットインがあります。基本的にはヘルメットを入れるスペースですが、私の乗っているYAMAHAシグナスXSR125(2013年発売)は収納スペースが約29Lと広いのでとても重宝しています。ヘルメット1個を収納したうえで、脱いだジャケットやグローブ、買い物した荷物などは十分収納できるレベルです。最近は魚釣りに使っています。

 

乗車中はヘルメットをかぶっていますので釣り道具は収納スペースに余裕で入ります。短い竿までは入りますがさすがに長い竿はロッドケースに入れて背中に背負います。

 

シグナスXSRは中古で3年前位に地元で有名なバイク店で購入したのですがお買い得で12.8万円で買えました。通常中古でも20〜25万位だそうで他店と比べても破格で即購入しました。新品では当時33万位です。

収納スペースの大きなバイクは他にもヤマハアクシスZは37.5L、ホンダのリード37Lと超広いのでヘルメット2個収納できるという優れものです。これだけの収納があるともう単車には乗れません。原付で十分です。

 

まとめ

原付2種は高速道路以外はだいたいの道路を走れますし、収納スペースが充実している機種を買えばなお快適です。自転車では遠くておっくうになる場所や、車は駐車場問題があるのでめんどくさいなと思いますが原付2種ならスイスイとどこでも行けますのでおすすめです。車検もありませんしね。もちろん自賠責保険は義務。私は国民共済のいちばん安い任意保険にも加入しています。

中免(自動二輪免許)は教習所で10〜15万で取得できますので是非検討してはいかがでしょうか。

もちろん安全運転で。

街の蕎麦屋がつぶれる理由は?

私の住む都内の個人店規模の蕎麦屋がどんどん廃業に追いやられています。

残るは富士そばゆで太郎、駅内にあるしぶそばやいろり庵きらくなどで全て大手企業が経営する蕎麦店のみが生き残っています。

どのお店も大量仕入れで原価を抑えて安価で美味しいお蕎麦を提供しています。

私はチェーン店だからといって美味しくないとは決して思いません。むしろ安定した調理マニュアルのチェーン店の方が美味しく安心して食べられます。

 

ですがそのなかでチェーン店にはない個性をもつ個人店の蕎麦屋が軒並みつぶれています。原因はそばの値段設定やコスパに問題があるのではと私は考えています。

 

まず量が少ないこと。個人店のそばの1人前量は茹でる前で130gほどと少ないので茹でても220gほどしかなく、男性にとっての昼ごはんや夜ご飯には少ないと言えます。つまり腹持ちが悪いです。

とくにそばは細麺でずるずるとすぐに食べられ消化が良いのですぐに食べ終わってしまいます。220gをご飯に例えますと白飯1杯だけでは成人男性には少ないと言えます。ですのでご飯セットや天ぷら付きセットを注文することになるでしょう。そうすると予算が1000円ほどになりますのでお財布的にもチェーン店に負けてしまいます。

 

まとめとして、

個人店の蕎麦屋はそばの量が少ない上に高額になり、チェーン店の方が安くてボリュームがあるのでコスパがよいことになります。

しかもチェーン店のそばの味もしっかりと工夫されており味もひけをとりません。消費者が蕎麦個人店に足が向かなくなるのはこのような経済の戦いに敗北したと言っても過言ではありません。

個人店の蕎麦屋が生き抜くためには価格競争をするのではなく個性を打ち出していくこと、よそにはないそばを食べられることをアピールしなければなりません。古くからある蕎麦屋の高齢化も廃業の問題なのかもしれません。また長くにわたるらーめんブームにも敗北したのかもしれません。

麺商売というのはそれだけ難しいと言えるでしょう。