うどん屋店長の日報

飲食業専門ブログ/時々雑記(^^)

飲食業店長がやるべき投資とは?

飲食業は他の業種とは違っています。公務員やいわゆるサラリーマンネクタイ族みたいに9〜18時で仕事が終わる訳ではありません。

18時から本番のお店がほとんどです。

 

昼営業が終わったら夜営業の準備。

居酒屋やバーなど夜営業のみのお店も仕込みや買い出しや掃除を含めると昼過ぎには出勤します。つまり職場の拘束時間が異なります。

また定休日のあるお店は休めますが、無いお店は不定期の休みとなりますし、店長は他の社員やフリーターを休ませるために休みが無いという管理職残業代ゼロのブラック労働まっしぐらです。

 

疲れ切った店長は終電を乗り過ごしネットカフェに泊まり、そのまま仕事に向かうという負の連鎖を繰り返し辞職します。

そしてそんな無駄づかいばかりしてるのでお金が貯まらず気がつけば貯金はゼロかだいたい30万前後。引越しもできず社畜同然に。

 

はい質問です。この負のスパイラルを抜け出すためには何をすればいいでしょうか?

答えはインデックス投資に毎月定額を投資するだけです。アメリカでは入社すると自動的に年金としてインデックス投資をするシステムがあるそうです。それをあなたもするだけです。

 

まずiDeCo(イデコ)と積み立てNISAをしましょう。iDeCo個人年金の積み立て。NISAは貯金です。手取りの給料の1割を自動的に天引きしましょう。20万なら2万です。

iDeCoに1万。積み立てNISAに1万です。

それが難しいなら5000円ずつでも構わないです。

 

飲食業は退職金がない会社がほとんどですからiDeCoに上限2.3万。積み立てNISAは年間上限40万できます。

難しいことはともかくとりあえず毎月2万円をiDeCoと積み立てNISAに入金しましょう。

 

手取り20万の人なら

iDeCo…1万

積み立てNISA…1万

現金で貯金…2万

家賃…7万

水光熱…1.5万

携帯とネット代…1.5万

食費や交際費…6万

合計20万

 

手取り20万も無い人はiDeCoと積み立てNISAを5000円にしてもいいです。大切なのは数千円でも続けるということです。余裕ができたら増やしてもいいですし、厳しいときは減らしてもいいです。決して貯金や投資をやめてはいけません。

続けることが重要なのです。

 

ですので楽天証券の自動引き落としを使ったらいいです。iDeCoは原則60歳まで引き出せないですから強制的に個人年金の積み立て貯金できます。60歳まで引き出せないなんて嫌だと言う方もいると思いますが感覚としては年金を上乗せして支払っていると考えたらいいと思います。人生100年時代ですから。

 

なぜ、iDeCoと積み立てNISAをオススメするかといいますと毎月定額を入金するだけで勝手に増えるからです。勝手に増える理由は投資をしているからです。

iDeCoは支払った分が控除されるので節税になり受け取るときに減税されます。簡単に言うと年末調整をすると住民税が安くなるのです。

60歳まで投資でき途中でお金を引き出すことは原則できませんので老後の資金になります。

 

「宵越しの金はもたねぇよ!」タイプの飲食業で働く人が多いですが、大体の人は50歳過ぎて貯金通帳の残高が少なく肉体労働で身体がボロボロになっており壊滅的な人生をおくっています。

 

iDeCoと積み立てNISAのやり方は、まず証券口座を持つことから始めます。

オススメは楽天証券。ネット証券は手数料が安くてスマホから毎日チェックできるので便利です。

Googleで「楽天証券 iDeCoと積み立てNISA」を検索するとすぐにでます。

 

あとは書かれてある手順で進めていけばできますが、はっきり言って面倒くさいです。ここが第一関門です。マイナンバーカードを使ったり、免許証を写メしたりなど。iDeCoに関しては会社印が必要な箇所もあります。

 

ですので約1ヶ月はかかると考えておきましょう。大体の人は忙しい、時間がない、書いてる意味が分からないなどで途中で挫折します。ですがあきらめてはいけません。逆に言うとこれっぽっちの手続きが出来ない能力の人はやってはいけないと言うことにもりなります。

ですのでこのような人は一向にお金が貯まりません。それでいいのでしょうか?

 

貧乏人の沼から抜け出すためには証券口座を買うことです。数少ない休みに1日中寝てないでスマホをもって手続きしましょう!パソコンはいりません。

 

〇何に投資するのか?

証券口座を開いたら早速投資をはじますがこちらに毎月定額を投資していけばいいと私は思います。

楽天全米株式インデックスファンド

楽天全世界インデックスファンド

アメリカor世界かどちらかです。

全世界の方がリスク分散できるから良いという人もいますが内訳はアメリカが6割入っています。

 

ちなみに私はiDeCoも積み立てNISAもアメリカにしています。つまり楽天全米株式インデックスファンドです。いわゆる全米一括投資ってやつですね。

アメリカの方がお金が増えますので。でももしアメリカがリーマンショックのように不景気になれば煽りを全てくらうことになります。

でも数年で元通りになって高値に回復するので頼もしいです。

投資をして分かったことは世界経済はアメリカを中心に回っているということです。

 

〇まとめ

いかがでしたか。しのごと言わずに証券口座を開いて投資を始めたら良いということが理解できましたか。私は1年半前からはじめて65万ほどプラスがでています。

インデックス投資をすれば素人でも長期投資をして元本割れすることは少ないと言えます。

インデックス投資とはドルコスト平均法を用いて、安値でたくさん買って高値では少なく買うことです。

 

また利益がでたら「再投資する」を選んでおきますと複利の力でお金が雪だるま式に増えていきます。複利とは例えますと100円に利回り5%で105円。翌月は105円に5%で110.25円と増えていくわけです。もちろん減る事もあります。でも減る時にドルコスト平均法でたくさん購入するわけですから、減った時に購入するとその差額分が儲かります。

 

定期積み立てを自動設定するだけであとは何もしなくていいのがインデックス投資です。

あとはコツコツまじめに働いてお金を証券口座に入れておきましょう。

 

お金を貯めるためには給料日に自動的天引きをすること。残ったお金で生活することです。 

いまは日本は30年平均給与が上がらない低迷期ですのでこの時期にしっかりため込んでおく事が将来の自由に向けての自己投資になります。

 

お金がないと夢も自由も語れません。まずその一歩を投資からはじめてみませんか?