うどん屋店長の日報

飲食業専門ブログ/時々雑記(^^)

飲食業で早く仕事を終わらせる方法とは?

私はお店に出勤したときから早く帰ることを考えています。だから何かにつけて早く終わらせることにしています。

ここでは仕事を早く終わらせる方法とそのメリットについて説明します。

 

仕事を早く終わらせる為には、朝番の鍵開けからスタートしています。店長はオープン前の鍵開けから出勤することが多いです。

私はシャッターを上げてお店に入った瞬間から仕事をしています。優先順位を決めて一歩あるくたびに仕事をします。

 

私の朝の日常を紹介しますと、シャッターを上げると電気をつけ、まずうどん釜に湯を張りながら火をつけます。うどん屋は釜の湯が沸騰するのに時間がかかりますのでまずこれです。火をつけるのは始めから火を付けます。湯がたくさん入ってから火をつけると沸騰するのが遅いです。ですのですぐに火をつけます。

その流れで昨晩セットした米のガス釜に火をつけます。だし寸胴やフライヤーにも火をつけます。

そうです。飲食店は初めに火をつける事からスタートするのです。

 

火を付けて温まるまで時間がありますので、昨晩冷蔵庫にしまった物を外に出してセットします。作業配置にするのです。その後ホールのセットをします。掃除は昨晩に終わらせているのでカスターセットやダスターをセットします。そして券売機のお金をセットします。

 

これらを全て1人で30分以内で終わらせて天ぷらを揚げてオープンです。シャッターを開けてからオープンまで45分で全て終わらせます。最短30分でオープンすることもできます。ここまで早くできる人はあまりいないでしょう。

 

私は他人が1時間かかる仕事を半分以下の時間でやります。仕事が一段略するまで着替えたり余計な事は一切しません。1way2jobという1の動きで2つの仕事をする。という言葉がありますが私は1way5jobとか2つ以上一気にやります。そうすると早く終わります。考えながら動くのです。無駄な動きは一切しません。

 

このいろんなことを同時に終わらせる方法を実践すると瞬く間に仕事が片付き時間が作れます。

その余った時間で普段できない掃除や事務仕事や売上を上げる為の作戦を考えたり、新メニューを作ったり、スタッフとコミュニケーションをとったりします。つまり時間を作って仕事を増やすのです。仕事を早く終わらせると新しい仕事ができます。そうすると今日は一歩前進できたという満足感に浸る事ができますし成長することができるのです。

店長の処理速度が早いと部下に伝染します。周りのスタッフも早く仕事を終わらせることに意識を集中するようになりますので、遅いスタッフはついていけなくなり辞めてしまうこともあります。そうしてできるスタッフだけが残りますので益々成長するお店になります。売上収益の良い店は作業がスマートですからストレスなく営業に集中することができます。

 

そして人が揃っている状態で何もやることが無くなったら早めに退勤します。私はまかないをダラダラ食べたりしません。まかないは仕事中に2分で立ち食いします。お腹に少し入れておけば大丈夫という考えです。あくまでガソリン補給で食事を楽しむ訳ではなく味見をする程度です。

 

サッと出勤してサッと帰ることを目標にしています。もちろんタバコは吸いません、タバコこそ時間の無駄使いなので10年前に完全にやめました。店長はただでさえ働きすぎなので早く帰れるときは早く帰ります。店長がダラダラとお店に居残っていることは他の従業員にとっても良い事でではありません。

 

そして自分のプライベートの時間を楽しむことができます。長時間勤務の時もあれば短時間の時もあります。時間を作るのは店長の仕事です。時間ができるとリラックスして仕事をすることができます。

 

○まとめ

飲食業の店長は長時間勤務になりがちです。その原因は店長自身にあります。誰でもできる仕事は部下に任せること。現場で店長じゃないとできない仕事なんて無いと思いませんか。人に任せると早く仕事が終わります。

とはいえ店長は仕事がたくさんあります。出勤した時から帰りの時間を計算して全て前倒しで仕事をします。イレギュラーが発生しても大丈夫なように時間を作ります。

1way5jobの精神で一度に一気に仕事を終わらせます。無駄な動きは一切してはいけません。そうすると周りのスタッフも動きを真似するようになり処理速度が上がります。時間ができると新しい仕事を増やします。決してダラダラしてはいけません。そして立つ鳥跡を濁さずの精神で人を揃えてさっさと帰り自分の時間を充実させましょう。