デリバリー3社比較!Uber eats、出前館、menuどれがおすすめなの?
私の勤めるうどん屋ではデリバリー3社を導入しています。コロナ禍初期に導入しました。
Uberを導入したときはとにかくパニックでした。注文音が鳴り止まないので間違えたりクレームが来たりと大騒動でした。
さすがに今は慣れていますがそれでもお客さんの来店ピークと重なるとバタバタと混乱しています。
その中で使いやすいデリバリーとそうで無い所、またメリットとデメリットを解説したいと思います。あくまでうどん屋の現場としての感想と意見です。
1)Uber eats
Uberが一番注文数が多いです。よって売上に一番貢献しています。あらかじめメニューや写真の登録をサポートセンターとやりとりしていますのでタブレットがお店に届いたら開始できます。
導入までの流れはそんなに難しくないです。管理画面はスマホでも操作できますが画面が小さいのでやはりパソコンでやった方が早いです。
メニュー変更や価格変更など簡単に自分でできるので注文やりやすいです。
ただ料理写真はしょぼいのはNGみたいなのでスマホで撮ってすぐアップとはいけません。何度かやりましたが私のレベルではうまく料理写真をアップすることは未だにできていないです。
・メリット
タブレット操作が簡単
配達員が多い
有名なので登録ユーザーが多い
管理画面が分かりやすい
売上入金は週締めで早い(日曜締めの月入金)
キャンペーンが多いのは良いけど安売りなのでうちは乗っからない。
・デメリット
雨が降ると配達員が来ない
再配達してくれないのでミスしたら返金になる
写真を自分でアップできずらい
配達員がフリーターなので良し悪しがある
支払いページが分かりにくい(週毎の売上表示なので月売上が出ないのでわかりにくい)
プリンターが無いので自分で購入する5〜6万と高い。
手数料35%で普通というかまあまあ高い。
2)出前館
出前館は浜ちゃんがCMしているので知名度はいいですが、現場サイドでは一番不評です。とにかくタブレットが使いにくい見づらい。たくさん注文が入っても注文内容が見れるスペースが小さいのでいちいち手でスワイプしないといけない。見間違いなどのミスも多い。
・メリット
雨でも配達してくれる
入れ忘れなどのミスをしても再配達してくれる
配達員が出前館のバイトなので安心
知名度がある
キャンペーンが多い
・デメリット
タブレットが使いにくい
専用小型プリンターがないのでタブレットを見ないと作れない
たまにタブレット画面が固まる
電話しても繋がりにくい
電話対応も雑な人が多い
管理画面も分かりにくい使いにくい
クレームが多いらしく度々改善している
手数料40%といちばん高い、ちょっと高すぎでは
3)menu
当初はオードリーの春日を使ったり、最近ではワンピースを使用して宣伝しているがいまいち伸びない。なので売上はいちばん良くない。
ただシステムはシンプルなので分かりやすい。
これから色々改善して良くなってほしい。
・メリット
手数料33%と一番安い。
専用プリンターがないのでタブレットを見て作らないといけない。
注文が3社の中でいちばん少ない。
menu2000円サービス券が配られるときだけ注文が多くなる。
支払い通知書が見やすい。
・デメリット
配達員が少ないのか来るのが遅い。
新メニューを登録したり、売価変更するのにいちいちmenu社に申請をしないといけない。他社よりも高価格にしたら申請が通らない。
申請に2〜3日かかるので即対応ができない。この申請制度が最大の汚点。
受付停止にするのに30分だけ停止とかできないので解除するのを忘れてしまう。
温冷の選択ができないのでメニュー数が多くなる
タブレットは大文字で見やすいシンプル。
○まとめ
うちのうどん屋では売上順はUber→出前館→menuになります。
うちの店は手数料分をのせてデリバリーの売価設定しています。そうでないと利益が出ないですからね。
例えば手数料35%のUberの場合、お店での販売価格500円なら500÷0.65=769.2円≒770円でUberで販売することになります。
お客さんから見ると270円高くなりますけど配達料など含めると高くなるのは当然ですよね。これに容器代を上乗せすべきでしょう。
デリバリー3社はメリットデメリットが色々あります。大事なのはお客さんにとってたくさんデリバリーの選択があるということだと思います。
お店のとっては覚えるのが大変だとか、管理画面の変更が面倒とか色々ストレスもありますが、一度覚えてしまえばあとはその流れに従っていくだけです。
このコロナ禍で急に需要が高くなったデリバリーです。アフターコロナの時代はもっと進化して使いやすくなると思います。
使いにくいのはそれまでの我慢としてまずは慣れることが大切だと思います。